造園(個人住宅・公共工事)・お庭のお手入れ・高知樹木クリニック
有限会社 葉山庭園
時をかたちに─。木・石・土・水・風・光・人の心をありのままに
高知樹木クリニック
樹木医は木のお医者さん樹木医は、天然記念物の様な巨樹・名木から街路樹や庭木などの身近な樹木まで、
傷んだり病気になったりした樹木の診断と樹勢回復に携わる専門家です。
樹木医は、専門的な知識と技術を活用して
地域の緑の普及啓発にも活躍しています。
樹木医は、農林水産大臣の告示に基づく
国の認める公的な資格で、
(財) 日本緑化センターの行う認定試験に合格し、
登録されて初めて名乗る事が出来ます。
樹木医
野島幸一郎平成10年12月2日 |
平成12年11月22日 | 高知市より技能功労者表彰 |
平成16年11月20日 | 高知県より土佐の匠認定 (造園部門では県下初) |
平成20年11月04日 | 全国技能士会連合会より 全技連マイスター表彰 |
平成10年5月〜 | (社) 高知県造園業協会 副会長 |
平成10年5月〜 | (社) 日本造園組合連合会 評議員 |
平成10年5月〜 | 高知県シルバー人材センター連合会造園部門講師 |
平成14年6月〜 | 高知県技能士連合会 副会長 |
平成16年4月〜 | 高知県薬物乱用防止推進員 |
平成17年2月〜 | 高知緑と水の会 代表 |
平成20年4月〜 | 日本樹木医会高知県支部 監事 |
平成20年5月〜 | 鏡川流域ネットワーク 会長 |
樹木医による診断
樹木の葉や枝、幹や根が、虫に食べられて傷んだり、病気に浸されて腐ったりするのはよく知られていますが、その他にもいろいろな原因で弱ったり枯れたりします。たとえば、強い寒さや極端な乾燥のためにしおれて枯れたり、強い風、雪、冠雪などで倒れたり枝が折れたりといった気象的な原因による衰退現象も数多くみられます。また、樹木が育っている場所の環境や土壌の状態も樹勢に大きな影響を及ぼします。さらに、樹木の周りで生じる人為的な影響も見逃すわけにはいきません。樹木医はこれらを調べたうえで総合的な診断をくだします。
まず、樹木の歴史やたどってきた経過、立地条件などを調べます。次に樹木自体について葉や枝、幹や根の各部の状態を、形状や色、密度、伸長量に異常がないか、傷はないか、枯れたり腐ったりした部分はないか、空洞があればどの程度なのかなど、診断機器も使いながら出来るだけ詳しく調べます。同時に、病害虫などがあればその程度と原因を調べます。さらに土壌や根系の状態を調べ、これらの結果を総合的に判断して衰退原因を明らかにします。
樹木の治療とは、衰退した樹木の健康を取り戻すために衰退原因を取り除くことです。原因を正しく診断して適切な治療を施すことが必要です。治療の内容は、たとえば、周辺環境の整備、病害虫の防除、枝のせん定や枯枝の除去、土壌の改善と発根促進、根や幹などの外科手術、支柱の設置、保護柵や案内板の設置など、衰退原因と樹木の特性に応じて行われます。治療にあたっては、樹木の所有者や管理者と治療の進め方について十分に話し合って行います。
樹木の治療は、樹勢回復への第一歩です。治療後も樹木を続けて見守ってゆくことが大切です。葉や枝などは元気になったか、新たに枝が折れたり幹に傷がつけられたりしてはいないか、根本が踏み荒らされたり周りが掘削されたり盛土されたりしてはいないかなど、日常的な観察によって樹木とその周辺に生じる変化や異常を見逃さないようにしなければなりません。ふるさとの樹木を守り育ててゆくために、樹木の所有者、地域の人々、行政、そして樹木医が、お互いにみんなで協力し、助け合うことが求められています。
こんな活動もしています
●技能検定(造園)検定委員
●シニアワークプログラム講師
(シルバー人材センター造園部門)
●(社) 高知県森と緑の会主催の樹木医セミナー講師
●高知県ものづくり名人派遣事業活動
(小学校へのものづくり教室等の指導及び講師)
●植樹や樹木剪定等ボランティア活動への参加・技術指導